ヒートアイランド対策を産学官民で連携して推進しています。

ヒートアイランド対策の緩和策と適応策

 ヒートアイランド対策の「緩和策」とは、都市をターゲットとした気温上昇抑制を目的とした原因 対策であり、長期的な視点で継続的に実施しなければならない対策です。
 一方、すでに生じているヒートアイランド現象による都市の気温上昇が、熱中症といった健康被害 を及ぼしており、それらの影響を抑制する対策は「適応策」と呼ばれ、主に人をターゲットとした夏 の昼間の暑熱環境(人の身体に影響を与える暑さ環境のこと)を改善する対策です。

ヒートアイランドの緩和策と適応策

 人の身体に影響を与える暑さの環境とは、気温のことだけではありません。例えば、人が歩道を歩 いているときには、太陽からの日差し(日射)、熱くなった路面や建物からの熱(赤外放射)、湿度、 風の速さ(気流)などの影響を受けているため、暑さを感じます。
 つまり、人が特に暑く感じる場所において、日差しを遮るために、街路に高木を植栽する取組は「適 応策」と言えます。日差しを遮るために、日傘を差すことを普及させる取組も「適応策」と言えます。 また、赤外放射を低減するために、オーニングや緑化によって日陰をつくって路面の 温度上昇を抑えたり、みどりのカーテンをすることによって建物壁面の温度上昇を抑えたり、道路や建物に水を撒い て、路面の温度を下げる取組なども「適応策」と言えます。

体感に関わる環境要素のイメージ

出典:「ヒートアイランド対策マニュアル」2012年3月(環境省)

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